地球温暖化やダイオキシンの問題などから、家具をはじめとした粗大ゴミの処分が難しくなりつつあります。また、家具材の多くは樹齢100年以上経た広葉樹を使っていますので、貴重な天然資源の有効利用が求められてきています。
本当に良い家具というものは、再生すると中古品が新品のように蘇り、次ぎの世代にも受け継いで使うことができるのです。
例えば桐たんすは長年使用していると黒ずんでしまいますが、再生が可能です。まずは、熱湯や漂白剤で黒ずんだ汚れをきれいに洗い落とします。その後ガタつきを締め直したり、損傷個所に埋木をしたりして補修を施します。次は、削り直しです。箪笥の前板をカンナで削ると、桐本来の美しい木目や色合いが現れます。最後に、うづくリ仕上げをします。うづくりで木目を浮き出させ、砥の粉で薄色を付け、ロウびき仕上げを施します。桐箪笥は再生しやすいように作られていますので、完成時には新品さながらによみがえります。
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